KEYER XR、XSシリーズに続く最新作として、KEYER DSをリリースしました。
これまでのメモリーキーヤーでは、パドルで入力した内容をそのまま録音する方式を採用していました。しかし、パドル操作だけで正確にメッセージを登録するのは意外と難しく、最後の最後で打ち間違えて登録し直すこともあり、少し緊張を伴う作業でもありました。そこでKEYER DSでは、OLEDに文字を表示しながら、ボタン操作でメッセージを編集できるようにしました。入力内容を確認しながら編集できるため、より気軽にメモリー登録を行えます。
また、本機では新たにUIAPduinoを採用しました。これまで使用していたATMEGA88PAは非常に扱いやすいデバイスでしたが、機能拡張には限界が見え始めていました。そのため、新しいプラットフォームへの移行を検討していました。初期の試作では、AVRシリーズの新しいデバイスであるAVR64DB32を使用していました。しかし、ユーザーが特別な書き込みツールを用意することなくソフトウェアをアップデートできる構成を実現するのが難しく、悩んでいました。
そんな中、2025年9月に参加した「NT東京」でUIAPduinoをいただく機会がありました。せっかくなので何か作ってみようと思い、2025年12月の「電波文化祭5」にてUIAP KEYERをリリースしました。ただ、その時点では従来機の延長線上にある構成で、まだ新しいコンセプトを十分に打ち出せていませんでした。
謝 辞
KEYER DSのベースとなるソフトウェアをご提供いただいた@pokibonさん、そして素晴らしいUIAPduinoをご提供いただいたUmeta氏に感謝いたします。






